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マンスリーカルチャー
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令和6年9月

 今年は9月から10月にかけて、祝日が全て土日とつながり、3連休が3回もある嬉しい年になっています。そもそも祝日は「国民の祝日に関する法律」で定められていますが、9月22日の秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」日とされています。我が国では昔からこの日を彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)と呼び、この前後7日間が「秋の彼岸」となります。

 いっぽう、春の彼岸は今年の場合3月17日から23日までで、3月20日の春分の日が祝日で、「中日」となります。なお春分の日について、法律によれば「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。同じ彼岸の中日でも春と秋で祝日の意味が異なる点は意外な気がします。

 また、彼岸に春は「ぼた餅」、秋は「お萩」をお供えしますが、どちらもお米を丸めて、周りを餡でくるむ形になり違いはありません。呼び名の違いは、彼岸の時期の季節の花である、春は牡丹、秋は萩にちなんだものといわれています。(諸説ありますが)

 なお、春分の日、秋分の日は、前年の2月1日の官報で知らされることになっており、毎年同じ日にはなりません。ちなみに2025年の秋分の日は今年より1日後の9月23日(火)になります。したがって、今年のような連休にはなりません。(残念!)

 ところで、世界の中で日本は祝日の多い国とされており、振替休日を含んでの17日は欧米の先進国を上回っていますが、必ずしも祝日の意義を知らずに過ごしがちです。あらためて祝日のそれぞれの意義を考えて過ごしてみませんか。何か新しい発見があるかも知れません。


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