マンスリーカルチャー
令和4年12月

師走になり全国あちこちから雪の話題が聞こえてきて、いよいよ冬本番です。こういう時には鍋料理で体から温かくすることが昔からの定番です。鍋料理に使う材料にもいろいろありますが、この時期に旬の「春菊」もそのひとつです。春菊は春に花が咲くので春菊といいますが、秋から冬にかけて香りが高くなりますので今が旬とされます。ちなみに春菊は呼吸器や消化器の調子を整える成分があることから、食べる風邪薬とも呼ばれます。なお、加熱しすぎると苦くなることから鍋に入れるときは最後に入れることがコツといわれますので、ご注意を。
鍋料理に登場する代表のひとつに豆腐があります。豆腐には木綿豆腐と絹ごし豆腐があり、両者は見た目も食感も違いますが、木綿豆腐はタンパク質、カルシウム、鉄分が多く含まれ、絹ごし豆腐はビタミンB群、カリウムが多く含まれている、という特徴があります。これはそれぞれの作り方の違いから生じます。
今年もいろいろありました。楽しいこと、嬉しいこと、辛いことなど。来年は美味しい料理を皆でゆっくり味わうことができる、そういう普通の生活ができますように、と願います。
今年一年ありがとうございました。
