マンスリーカルチャー
令和2年11月

世の中は、コロナの影響で落ち着きませんが、暦は確実に歳末に向かっています。そうなると恒例の年賀状の話題になってきます。例年年賀状書きは悩ましいですが、住所を書いていて、時に不思議に思うことがあります。
まず「世田谷区」です。これを「せたやく」と読まずに「せたがやく」と読みますが、どこに「が」が入っているのか不思議です。「東雲」と書いて、「しののめ」と読めるのは地元のお方か、古典に詳しいお方でしょう。
大阪府の「十三」は関西のお方なら「じゅうそう」と読めますが、東京人はつい「じゅうさん」と読んでしまいそうです。港区の「狸穴」はいかがでしょうか。現在ここにロシア大使館がありますので、昔「まみあな」はソ連大使館の異名でもありました。宮城県の石森町は「いしのもり町」と読みます。因みにこの地を故郷とする漫画家の石ノ森章太郎は、はじめ「石森章太郎」というペンネームでしたが、多くの読者が「いしもり・・」と呼んでいたので、デビュー30周年を機に「石ノ森章太郎」に変更して「いしのもり・・」と呼ばれるようにしたのだそうです。
なお、私共新宿監査法人のある新宿区は「しんじゅく」ですが、群馬県桐生市の新宿は「しんしゅく」と読みます。悩ましいですね。
でも、読み方に悩んでいると締め切りに間に合わないことになります。元日配達の締め切りは12月25日(金)ですので、慌てることのないよう早めに準備しましょう。今回のお年玉商品1等は現金30万円、2等はふるさと小包です。これをもらうためには、こちらからも送らないと、です。
