マンスリーカルチャー

令和3年6月
この時期の花といえば「アジサイ」ですね。漢字では「紫陽花」と書きますが、唐の詩人が別な花に付けた名前を平安時代の日本の学者がアジサイにあてたことから誤って広まったようです。(諸説あります)
アジサイはいろいろな種類があり、咲く時期も異なるので5月から9月頃まで観賞できます。東京日野市「高幡不動尊」、鎌倉市「長谷寺」、東京あきる野市「南沢あじさい山」、東京府中市「郷土の森博物館」等はセイヨウアジサイ、ガクアジサイなどが7月上旬まで、タマアジサイのある川崎市「生田緑地」は9月頃まで楽しめるそうです。
ちなみにアジサイの花言葉は色によって異なるそうで、青は「辛抱強い愛情」、白は「寛容」、ピンクは「元気な女性」だそうです。
サザンオールスターズの原由子さんの曲で「あじさいのうた」がありました。その歌詞は「・・・だんだん好きになって、そしてだんだん恋になる。振り向けば足音だけが鳴ってた。Oh、悲しみにGood‐Bye そして愛されて乾杯。いつの日かまた会える日を待ってる・・・」とあります。世の中を不安な雰囲気が覆っている今、色とりどりのアジサイを飾って、「あじさいのうた」を口ずさみながら、花言葉にあやかって、辛抱強く、寛容な気持ちで元気に過ごしたいものです。悲しい思いにサヨナラして、皆が心おきなく笑顔で楽しい時間を共有できる日が来ることを心から願っています。
