マンスリーカルチャー
令和4年9月

実りの秋です。この時期に旬を迎える果実にリンゴがあります。
ただ、厳密にはリンゴの種類、産地によって旬が異なります。
例えば、リンゴの代表品種の「ふじ」を見ると長野県では、11月上旬から12月上旬、青森県では、10月下旬から
11月中旬になります。この「ふじ」は日本で1962年に誕生しましたが、その後、国外に広まり今や世界で一番生産されている品種になっています。(海外では「FUJI」と呼ばれています)なお、「ふじ」の他に「サンふじ」があります。袋をかけて栽培するものが「ふじ」、かけないで日光を浴びたものが「サンふじ」で、「サンふじ」のサンは太陽のSUNです。袋をかける理由は色付きが良くなるからですが、今は品質改良などで袋をかけなくても色付きが良くなったそうです。
美味しいリンゴはしっかりと全体が赤く、重たいものが良いとされています。また「リンゴの医者いらず」と言われるほど健康に良い、といわれますが、実際に健康に良いことは学者の研究で明らかのようです。
ちなみにiPhoneのアップル社の社名は、ビートルズのレコード会社のアップルにあやかったものだそうで、アップル社の創業者スティーブ・ジョブズがビートルズの大ファンだったからだそうです。
禅に傾倒し、常に三宅一生を着て、日本食を好んだスティーブ・ジョブズは菜食主義者でしたので、社名にちなんで日本のリンゴ「FUJI」も食べていたかも知れませんね。
