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マンスリーカルチャー
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令和6年8月

 2024パリオリンピックは日本勢が大活躍で幕を閉じました。

各国選手の活躍の報道の他に、セーヌ川での水泳のこと、選手村の室内の空調のことなどについて、選手からのいろいろな声が新聞、テレビなどで報じられていました。そして、選手村の食事の内容のことも取り上げられ、先回の2020東京オリンピックの食事に比べて残念な内容だった、との声も多くあったようです。

 ところで、最近イカの水揚げ量が1980年頃の1割と過去最低ペースになっているそうです。イカといえば、庶民の食卓にお馴染みの一品でしたが、いまやマグロ赤身の3割高で取引されています。また、秋の魚の代表格サンマも全国水揚げ量が、昨年は5年前の8割減で、今年も不漁が続くようです。

 イカは生態に謎が多く養殖されておらず、サンマは日本近海に回遊する前に公海上で台湾、中国が先取りして漁獲量を伸ばしていることに加え、日本近海の海水温の上昇で日本近海に到達するサンマが減っている、ということから漁獲量の回復はすぐには期待できないようです。

 2020東京オリンピックでの各国選手の人気は、さまざまな日本料理で、とりわけ寿司コーナーには各国選手が大勢押しかけていたようです。古来日本では、海産物は寿司をはじめ多くの料理に使われますが、新鮮で、味の良さが魅力です。さらには、海外の方々が日本の美味しい海の幸を楽しみに来られていることもあります。このようなことを考えると、明日の日本の食文化をしっかりと維持するために、国を挙げての水産資源回復の取組みを期待したいです。


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