マンスリーカルチャー

令和6年7月
梅雨明けで一気に夏本番を迎えました。とりわけ今年の夏は暑い予想だそうです。こういうときは、万全の暑さ対策をする必要がありますが、そのひとつがしっかり食事をして、栄養を摂取することです。暑い日は、食欲が減退してソーメンなどさっぱりしたものだけで済ませることになりがちですので、注意が必要です。
そこで、この時期の旬の食材を見てみますと野菜ではゴーヤーが人気です。ご存知のとおりゴーヤーは苦味が特徴ですが、この苦味はモモルデシンという成分で、これを摂取すると胃腸、肝機能の回復効果が期待でき夏バテ予防につながり、さらには血糖値が下がり、血圧の安定にも役立つようです。さらにゴーヤーに多く含まれるビタミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどにより免疫力向上、美肌効果、コレステロール値の低下などの働きがあります。まさに「Great Job!」というところです。
なお、ゴーヤーに含まれるビタミンCはトマトやキュウリの約5倍ありますが、ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくい、という特長があります。そこで、豚肉、玉子などと炒めて調理するチャンプルーがポピュラーですが、加熱しても十分栄養価が高いことが分かりました。これも魅力ですね。
そして、ゴーヤーを店頭で選ぶ際は、手にとってずっしりと重みのあるもの、鮮やかな緑色のもの、表面のイボが多いものを見つけて下さい。
ここまでお話すると、ゴーヤーチャンプルーが無性に食べたくなりました。となるとしっかり冷えたビールが欲しいですね。そこで、大谷選手のホームランを観ながらゴーヤーチャンプルーとビールを味わう、今年の夏はこれで乗り越えましょう。

