マンスリーカルチャー
令和5年11月

今年のプロ野球は、阪神タイガースの日本一で大いに盛り上がりました。アメリカのメジャーリーグでは、大谷選手が終盤欠場しながらも日本人初のホームラン王に輝き、さらには史上初めて年間MVPに2度目の満票で選出されました。
そして、WBCの日本チームの優勝は今年のビッグニュースの一つです。勝ち上がるまでに各試合で苦しみながら、チームがひとつになって戦う姿勢が素晴らしかったです。ダルビッシュ投手が、若手選手たちに積極的にアドバイスをする場面は、印象的でした。また、大谷選手がアメリカ戦の前に控え室でチームメイトに『僕らは今日超えるため、トップになるために来たので、今日一日だけは、MLB選手への憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、行こう!』と鼓舞したシーンは忘れられません。試合では見えない場面での、こういうかげの努力の積み重ねの大切さを教わったように思います。
今年は、野球を通してたくさんの勇気をもらいました。これからこの勇気を私たちが自分の活動に生かしていく番です。今ひとつ元気の出ない日本を皆で盛り上げましょう。そして、次の世代を担う子供達に、輝く日本をバトンタッチ出来るように「チーム日本」で頑張りましょう。
