マンスリーカルチャー
平成29年10月
前月に続いて、明治の文豪夏目漱石についてお伝えいたします。
新宿区立の「漱石山房記念館」が先だっての9月24日(日)に開館しました。漱石終焉の地、早稲田南町7に建つこの記念館では、漱石の暮らした住居の一部を再現し、漱石に因むものが陳列されています。例えば草稿、書簡、初版本などですが、これらの多くは寄贈によって収集されましたが、新宿区が予算を使って購入したものも種々あります。この他、漱石の作品や関連図書を読みながら過ごせる「ブックカフェ」がありますので、ゆっくりと漱石の世界に浸ることができそうです。
また、ここ「漱石山房記念館」のある早稲田周辺には漱石ゆかりの場所が沢山あり、それらを散策しながら触れていくルートもあります。これについては、あらためてご案内致します。
なお、この「漱石山房記念館」は、地下鉄東西線「早稲田」から徒歩10分のところにありますが、早稲田駅近くにある早稲田大学も漱石が3年間講師を務めたところです。
